第023回「脳とリハビリ」
(前回の続き)
脳細胞が壊死部位によって、障害のあらわれ方は違います。
前頭葉、頭頂葉、側頭葉、後頭葉、小脳と分けましたが
簡略して書いてます。詳しく分けると・・
①前頭連合野・・思考、計画、判断、
自己判断、抑制
②ブローカ野 ・・言語(書く、話す)
③運動野・・随意運動の統制
④体性感覚野・・触覚、痛覚、深部感覚の知覚
⑤頭頂連合野・・感覚情報の統合
⑥聴覚野・・聴覚情報の知覚
⑦ウェルニッケ野・・言語の理解(読む、聴く)
⑧側頭連合野・・視覚、聴覚の知覚。
認識(扁桃核)、記憶(海馬)
⑨視覚野・・視覚情報の知覚
脳の絵を立体的に描けばもう少し部位が分かりやすい
かもしれません(;´Д`)左脳側(左半球)から見た絵です。
右脳(右半球)からだと、また障害のあらわれ方が違います。
右脳側から見ても、上図に描かれた部位の位置と
同じですが(言語機能は除く)「記憶」というものでも
右脳と左脳の役割は全く違います。
脳についてちまちま描いているので
↓参考になれば幸いです。
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母は左半身マヒの祖父を見てきた事もあり
15年以上前の知識で、肉体が動かない事を
私に説明してきた時、すごくケンカしました。(苦笑)
「闘うリハビリ」の放送を観せたおかげで、
理解して頂きました。
衝突はするものの親という存在は
本当にありがたいもので早く
恩返しをしたいものです。
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