第029回「嚥下測定」
脳梗塞を発症してから、栄養は流動食を
胃に直接摂取していたものの、ずーーっと
水分を摂取できず、歯や口の中がカラカラ
だったので、良かったなぁと思いながら、
この時の様子を見てました。
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脳卒中の患者さんの多くが高齢者の方なので、
誤嚥性肺炎を引き起こすと死亡するケースもあり
かなり慎重に水分摂取を診合わせられます。
日本人の死亡原因・三大疾病で挙げられる
「悪性新生物(ガン)・心疾患(心筋梗塞)・
脳血管疾患(脳卒中)」上位3つの次に
あたる第4位が「肺炎」なので軽く
みてはいけません。
STの先生にとっては一番神経を遣う時期かもしれませんね。
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嚥下障害のリハビリについては、リハビリというよりは
予防ですが・・・アゴ下を意識して伸ばし、
首を回していく事で、
刺激を与えると良いみたいです。
追記です:弟は嚥下については順調に回復して
いった方なので、口のリハビリといえば、
のどのアイスマッサージぐらいでしたが、
(氷水で浸した綿棒で口内を刺激し、
嚥下を促すマッサージです)
こちらのHPが参考になるかと思います
嚥下障害が長期間ある方は「嚥下体操」を
やるみたいです。こちらのHPを参考に食事前
などに動かし難いのなら、ご家族の方が介助を
しながら行ってみる嚥下しやすくなります。
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