第034回「しびれ②」②/2
「中枢性疼痛」は少しでも触れられると痛くて仕方なく・・・
リハビリの指導をするにも、身体に触れる事が難しい為、
リハビリに遅れが生じてしまいます・・
中枢性疼痛は、視床痛(視床梗塞、視床出血)
、脳卒中(脳梗塞、脳出血)、脳幹病変などが
原因で発症します。
例えば夏場で扇風機やクーラーの風が
身体に当たるだけでも痛いという方もいます。
脳卒中を発症し、末梢性疼痛の痛みを
知っている人は中枢性疼痛がどれだけ
辛いかは理解、共感しているかと思います。
(中枢性は末梢性の痛みの数倍以上あるかと思われます)
こちらのHP↓がかなり参考になるかと思います。
奥様が中枢性疼痛に苦しみ、その痛み
苦しみを周囲への理解を
深めさせたい為に作成されたHPです。
脊髄損傷による中枢性疼痛の場合、全身に表われます。
上記で挙げた(脳疾患)原因による
中枢性疼痛の場合は半身です。
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疼痛の痛みを知らない人にとってこの痛みはどの様な事か
あまり理解されていない現状(発症頻度が低い事もあり)で、
その為、中枢性疼痛の患者さんに対する接し方、
介護、介助なども定まっておらず、現場(救急病院)の方
は手探りで行っている現状かと思われます。
(中枢性疼痛という言葉自体知らない方もいるかもしれません)
リハビリ病院の場合、感覚障害の判定が
あるので、分かっているかと思いますが・・
(先生、看護士、PT、OT、STの連携ができていれば・・)
今現在中枢性疼痛の決定的な治療法は確立してません。
中枢性疼痛に対する対応→【PDF形式】
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あと考えられる治療法は再生医療でしょうか・・・?
(中枢性疼痛による再生医療確立はしてません。
これは私見ですので、参考程度に留めて下さい)
再生医療について→再生医療
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