« 第033回「しびれ①」①/2 | トップページ | 第035回「神経細胞①」①/2 »

2009年6月23日 (火)

第034回「しびれ②」②/2

034

「中枢性疼痛」は少しでも触れられると痛くて仕方なく・・・

リハビリの指導をするにも、身体に触れる事が難しい為、

リハビリに遅れが生じてしまいます・・

中枢性疼痛は、視床痛(視床梗塞、視床出血)

、脳卒中(脳梗塞、脳出血)、脳幹病変などが

原因で発症します。

例えば夏場で扇風機やクーラーの風が

身体に当たるだけでも痛いという方もいます。

脳卒中を発症し、末梢性疼痛の痛みを

知っている人は中枢性疼痛がどれだけ

辛いかは理解、共感しているかと思います。

(中枢性は末梢性の痛みの数倍以上あるかと思われます)

こちらのHP↓がかなり参考になるかと思います。

【脊髄損傷後の中枢性の神経因性疼痛】

奥様が中枢性疼痛に苦しみ、その痛み

苦しみを周囲への理解を

深めさせたい為に作成されたHPです。

脊髄損傷による中枢性疼痛の場合、全身に表われます。

上記で挙げた(脳疾患)原因による

中枢性疼痛の場合は半身です。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

疼痛の痛みを知らない人にとってこの痛みはどの様な事か

あまり理解されていない現状(発症頻度が低い事もあり)で、

その為、中枢性疼痛の患者さんに対する接し方、

介護、介助なども定まっておらず、現場(救急病院)の方

は手探りで行っている現状かと思われます。

(中枢性疼痛という言葉自体知らない方もいるかもしれません)

リハビリ病院の場合、感覚障害の判定が

あるので、分かっているかと思いますが・・

(先生、看護士、PT、OT、STの連携ができていれば・・)

今現在中枢性疼痛の決定的な治療法は確立してません。

中枢性疼痛に対する対応→【PDF形式】

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

あと考えられる治療法は再生医療でしょうか・・・?

(中枢性疼痛による再生医療確立はしてません。

これは私見ですので、参考程度に留めて下さい)

再生医療について→再生医療

【前回】→第033回「しびれ①」

【次回】→第035回「神経細胞①」

ランキング→【リハビリ】

        【脳、神経、脊髄】

        【医療情報】

|

« 第033回「しびれ①」①/2 | トップページ | 第035回「神経細胞①」①/2 »

脳のしくみ」カテゴリの記事

神経細胞①」カテゴリの記事

病状・後遺症の説明①」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 第034回「しびれ②」②/2:

« 第033回「しびれ①」①/2 | トップページ | 第035回「神経細胞①」①/2 »