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2009年6月24日 (水)

第040回「再生医療④」④/4

040

iPS細胞があるから、ES細胞の研究は

止めていいという事ではない。

・・とiPS細胞発表者の山中伸弥教授が仰られています。

ES細胞があるからこそ、iPS細胞を作製する事ができたので、

今後、iPS細胞の研究で、問題が生じた時に

オリジナルの型であるES細胞を並行して

見合わせながら、開発していくと思われるので・・

iPS細胞、ES細胞は一心同体と考えた方が

いいのかもしれません。

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人からのES細胞の作製に初めて成功した

ジェームズ・トムソン教授のグループは、

山中教授のグループと同時期に、iPS細胞と

同じ働きをする細胞を作製をしていましたが、

論文の発表は山中教授が先でした。

(かなりの早さで論文が受理された様です。)

トムソン教授から山中教授へ

「競争に負けたのは悔しいが、相手が山中たちでよかった」

という内容のメールを送りました

ES細胞だけしかなかった頃は、再生医療の実現が難しいと

いう事でなかなか発展しませんでした・・その間、韓国・黄教授の

ES細胞論文捏造事件(私はバラエティ番組で

紹介されていた事で知りました)

などもありましたが、iPS細胞の発表により

再生医療の研究が飛躍的に発展しました。

アメリカでは、iPS細胞の発表で

研究費が増額され、(オバマ政権でES細胞研究費にも)

日本ではiPS細胞の研究費に文部科学省は

2008年度45億投じられましたが、

アメリカの研究費は約10倍。

2008年度iPS細胞に関する論文はアメリカが

圧倒的に多く、山中教授も研究費が投じられた

にも関わらず「1勝10敗」と海外に遅れている

事を不甲斐なく感じている様です。

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