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2009年6月24日 (水)

第043回「性格の変化」

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弟がお喋りになった事はプラスかもと思ったりします。

お祖父ちゃんは、元々言い方がキツい方だった様ですが、

脳出血を発症した後、更にワガママとなり、感情を爆発

しやすくなった様です。孫なんで、そんなワガママな姿を

一切見てなく(見せてないだけ?)弟が脳梗塞に

ならなかったら、お祖父ちゃんのそんな面を知る事は

なかったんだろうなと思ったりします。

お祖父ちゃんも弟も「性格」が変わってしまったというよりは・・

身体が不自由になった事により、他の人に自分の事を伝えようと

第072回「意思疎通①」

多弁となり、理解してもらおうとしているのかとも思います。

前頭連合野の前頭眼窩野(ぜんとうがんかや)は

情動の抑制を司ると言われ、この部位を損傷し、

真面目だった人が無責任で衝動的な性格になった

という例(フィニアス・ゲージ)があります。

――――――――――――――――――――――――

言語を発するというのは、一般的には言語中枢が

ある左脳→第046回「吃音症②」で行いますが・・

男性は左脳で会話を行いますが、(個人差はあります)

女性は右脳も使いながら会話を行います。

女性は感情を交えながら、時には本筋とは関係ない会話へ

展開し(脳梁の違いで、本筋と別の話を同時進行できる。

本筋へも戻れる)第045回「吃音症①」

記憶なども、感情が反映された記憶が多い傾向です。

男性からみると、関係ない話をする女性の会話内容に

理解ができなかったり、何故、昔の記憶を引き出して

怒ってくるのか、わざわざ記念日というものを

覚えている所など理解できないかと思われます(笑)が、

(女性からすると男性が覚えてない事が理解できなかったり)

これもまた男女の脳の特徴(全て当てはまるとは限りません)

なので、お互いに特徴を理解し、程よい距離感で付き合えば

いいかと思われます。

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