第045回「吃音症①」①/11
脳梗塞(脳卒中)の後遺症として、表面的には見え難い
障害が、「吃音(きつおん)」です。
一般的なイメージの「どもる」は連続型の吃音か
構音障害(口の麻痺による)によって言葉が上手く発せません。
脳梁が太いと左脳右脳の連動性が高くなり、
多くの情報に対し、同時処理ができます。
一方・・男性の脳梁は、女性と比べると細いですが
部分的に脳を使用する事ができる為、一つの事に対し、
女性の脳以上に集中する事ができます。
女性は、家にいて食事を作り、時間を持て
余している間に洗濯物を取り込んだり、
掃除をしたりと、全く別の行動に切り替え
同時に行えるのが女性脳の特徴です。
一つ一つの仕事に対する完成度はやはり
男性脳の方が女性脳より優れていますが、
一つの事を始めると、その作業を保留して
別の作業へと切り替える事ができないのが
男性脳の特徴です。
仕事は男性。家庭は女性。
・・と向いている役割が自然とおさまります。
統計的に脳梁は女性は太く、
男性は細いという特徴ですが
もちろん男性で女性脳、女性で男性脳
って人は今の世の中では溢れているので
男性だからこうだ~女性だからこうだ~
と脳梁の太さは、人それぞれなので
必ず当てはまる事でもないです。
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ADHDなどの原因の一つとして脳梁の前方が
細いという報告があります。
「片付けられない女性」というフレーズを
耳にした事がある方も多いかもしれませんが
ADHD(注意欠陥・多動性障害)
を発症すると、女性の脳梁は統計的に太いので、
並行して作業を行う事ができるはずが、
それまでやっていた事を忘れ、他の事を始めたり
する傾向があります。ADHDの方は、仕事に
まで支障がでてしまうので、周囲からの理解、
自分ができる事を把握し、工夫をしながら
生活環境を整えていく事を大切です。
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