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2009年6月25日 (木)

第058回「マヒの種類」

058_2

弛緩性マヒと痙性マヒについて描いてみました。

第033回「しびれ①」を引用すると、弛緩性から

痙性マヒになるのは、脳卒中により脳細胞(神経細胞)

が損傷した時、神経回路が混乱し、身体を動かすという

伝達(脳からの命令)できなくなる為、全く動かせなった状態が

弛緩性マヒ」です。その間に、急性期治療により、

脳細胞(神経細胞)の損傷が最小限に抑えられれば、

リハビリにより神経回路を開通させ、再び身体を

動かす事ができますが・・脳細胞(神経細胞)が壊死

してしまうと中枢神経(第036回「神経細胞②」)は

新生する事ができない(最近は新生できるという

見解になりつつあります)為、神経回路が損傷した

状態なので、身体を動かす事ができません。

リハビリによって、身体を動かそうと(中枢)神経

細胞は働きかけていますが、残った

神経細胞同士で新たな神経回線を

拓しながらなので、脳卒中発症前と比べる

身体のコントロールができてない状態です。

身体を動かそうとする脳からの信号は

何度も出されたとしても、神経回路が整って

いない為、身体になかなか伝わらず、亢進

(過剰な命令)状態だけが続いているのが

痙性マヒ」として現れています。

身体を動かし続ける=リハビリに

よって脳から発せられる信号を整える事も

目標の一つです。亢進状態もリハビリをした分、

緩和されていきます。

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