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2009年6月27日 (土)

第089回「直観像記憶」

089

フラッシュ暗算ができる人は

直観像記憶」が備わっています。

これもまた・・テレビを観ていた時に、暗算日本一

(フラッシュ暗算を披露されていました)の方が、

頭の中で算盤をはじいている事を述べられていたのを

覚えているので、間違いなく備わっているかと思います。

左脳による筆算式暗算では、とてもじゃないですが

処理する事ができません。左脳のシナプスは小さく

情報処理が右脳より劣っている為です。

シナプスについて→第085回「右脳の活性化①」

(直観像の備わり方についても↑右脳の活性化①~④で説明してます。)

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前回の記事にも描きましたが、直観像を身に付けている

プロ棋士の方々についても、将棋に興味を抱きだしてから、

将棋番組を観たりしますが・・

解説をするプロ棋士の方々は、解説をしている対局を

見て、過去に同じ様な指し手の順番があれば、いつ頃の

対局でも同じ指し手があった事をパッと話されるので・・

もちろん何の資料も手にしていません。

脳の使い方が違うんだなと感心させられたりします・・

今回の記事はこの記事→第066回「右脳の『直感』①」

直観像について触れ、注解の為に作成しました。

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追記です。直観像記憶による記憶の衰えについて

「羽生善治 考える力」の書籍にて、中原誠十六世名人が

インタビューで仰られていた記述を抜粋させて頂きますが・・

――羽生さんも、いよいよ40代になろうとしています。

   年齢的な影響はどんなものがあるでしょうか?

「そうですね。こればかりは誰もが避けられない

 問題です。 羽生さんも年齢的にはそろそろ

 大変な時期に入ってくるころかもしれませんね。

 私の経験では、

  若いころはハッキリと鮮明に見えていた

 頭の中の映像が、  薄暗くなってきて、

 次第にぼんやりとしか見えなくなって

  きましたね。45歳から50歳ぐらいにそういう部分での

 衰えというのが感じられたような気がします。」

 衰えは仕方なく、それを補える何かがあれば

  というニュアンスの事を羽生さん自身も仰られていました。

一ファンとして、何歳になっても、大山康晴十五世名人

  の様に生涯現役で活躍される事を期待しつつ、

 素晴らしい棋譜を残されていく事を楽しみにしてます

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