« 第104回「リハビリ期間③」③/4 | トップページ | 第106回「追い込み」 »

2009年6月28日 (日)

第105回「リハビリ期間④」④/4

105

介護保険施設設備率が都道府県で100%超えている

のは青森と鹿児島だけです。2009年6月8日のネットニュース

から引用させて頂きました。→【詳細】(リンク切れの場合もあります)

施設整備が進まない要因は、介護報酬の引き下げが影響しており、

行政からの補助金が出ない為です。将来、病院でのリハビリを縮小して、

介護保険施設でのリハビリという計画についてですが、こちらのHPに

詳細が書かれている上、図もあり、とても分かりやすいと思います。

【地域リハビリの後退、介護保険リハビリ制限導入に反対】

覗かれた方でお気付きになられたかもしれませんが、

リハビリ利用回数について、この漫画を製作時は、「8回」という

制限でしたが、後に個別でリハビリ算出が可能になりました。

少しずつ歪みが改善されていくのはよい事ですね。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

話を戻しまして、病院のリハビリを縮小し、

          施設でのリハビリを拡大という計画は

介護保険をもっていない人は放置?という印象です。

弟の場合、「病院」で受けれるリハビリだったからこそ

保険会社からの保険金がおり、入院費はもちろん働けない

間のお金も入ってきてたのに・・・(個人的な理由ですが)

介護保険が使えず、医療保険しか使えない人は

病院を退院すればリハビリ代は自費ですからね・・・

早く働きたくて、社会復帰をする為にリハビリしたくても

収入が少ない中で出費するのは辛いものです。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

介護保険施設へのリハビリ移動計画は難航しています。

というより、この計画がそのまま頓挫してくれる事を願ってますヽ(;´Д`)ノ

↓ネットニュース記事を一部転載させて頂きました。

2009年度の介護報酬改定による

利用者への影響については、居宅介護支援事業所の場合

「利用者の自己負担額が増えた」(52.0%)、

「サービスの時間や回数を減らした(38.2%)」と、

利用者への影響が少なくないと回答している一方、

3割近くが「影響は特にない」という回答。

医療費を削減する事はこの様な方法ではなく、

薬や医療機器の価格設定自体を下げれば、

何兆円もの医療費削減されます。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

最近はジェネリック医薬品(製薬会社の特許がきれた

同じ成分の薬を安価で販売。黒柳徹子さんがCMで

「ジェネリック」と言っているのを存じている人も

増えてきたかと思います。)が浸透してきただけでも

薬による医療費削減が少しずつみられるものの・・

【ジェネリック医薬品について】

 ↑同じサイトからですが↓

「ジェネリック医薬品お願いカード」(画像ファイル)

この↑カードを印刷して、病院の診察受付時などで提示する

ジェネリック医薬品を選択し易くなるかと思います。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

基盤となる部分から改善していかないと、

国民の負担額だけが増えていくばかりです。

【前回】→第104回「リハビリ期間③」

【次回】→第106回「追い込み」

ランキング→【リハビリ】

        【脳、神経、脊髄】

        【医療情報】

|

« 第104回「リハビリ期間③」③/4 | トップページ | 第106回「追い込み」 »

医療制度説明」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 第105回「リハビリ期間④」④/4:

» 介護保険施設まるわかり [介護保険施設まるわかり]
介護保険施設に関する情報サイトです。 よろしければご覧ください。 [続きを読む]

受信: 2009年7月13日 (月) 12時27分

« 第104回「リハビリ期間③」③/4 | トップページ | 第106回「追い込み」 »