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2009年6月28日 (日)

2009年6月28日 (日)

第094回「マンガを読む」

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左(半側)空間無視について→第027回「『左』半身マヒ」

昔は、マンガばかり読んでいるとバカになる

とか言われた事、聞いた事はありますが(笑)

今や日本が世界に誇れるマンガは、

脳にとっても様々な刺激を与えてます。

こちら↓の書籍にマンガを読んでいる時

の脳の働きが書かれているので

マンガ脳 マンガを読むと頭が良くなる! Book マンガ脳 マンガを読むと頭が良くなる!

著者:米山公啓
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興味ある方は話題の種としてオススメします。

【前回】→第093回「直観像とリハビリ」

【次回】→第095回「頭の体操」

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第095回「頭の体操」

095

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STについて分からない方→第028回「リハビリの先生」

こういうテストをしますが、カードの絵はオリジナルで

描いてみたんで、実際に出されるテストとは違うかなと

4コマ目だけは実際に言われた質問内容なので、

リハビリを受けている人とかは・・この回は終了後に

見て頂いた方がいいかと思います。ちなみに

アメリカでは「大統領」として聞かれます。

STについて深く調べた事はないですが・・

救急病院で出されたテストがリハビリ病院でも

出された事もあり、問題集があるんだなと思いました。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

一方、クロスパズルについてですが、完成した図形を

見ながら、パーツを動かしていきますが、これがなかなか

難しい様で、脳梗塞発症してから半月ぐらいなので、当然と

いえば当然です。5問あれば2~3問形が作れればいい方で

STの頭を使うリハビリについては、患者さんにとってかなりの

ストレスになる為、STの先生は、弟の調子を見合わせながら

リハビリを早めに切上げていたりしてました。

【前回】→第094回「マンガを読む」

【次回】→第096回「今後の予定」

<カテゴリ>→ST(言語療法)リハビリ②

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第096回「今後の予定」

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ずっと救急病院に入院かなと思っていました。

ちなみに弟が倒れた時は28歳でしたが、救急病院にて

誕生日を迎え、転院する事には29歳となっていました。

転院先のリハビリ病院については、大阪では有名な

リハビリ病院です。

ソーシャルワーカーさんから、入れない可能性が

高い病院だと聞かされ、

次の候補先を探してました。(第099回へ続く)

【前回】→第095回「頭の体操」

【次回】→第097回「骨を入れる」

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第097回「骨を入れる」

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徐々に腫れがひいていき、1コマ目みたいになりました。

絵では描いてませんが、髪の毛が少しずつ伸びてきたものの

また剃りました。 私も入院していた事もあり、久しぶりに

弟を見て、頭が凹んでいてビックリしました。

骨が入っていないんで・・皮の向こう側に脳が詰まっている

んだと、骨を埋まる前、母がちょっと触れてみたりしてました、

私もほんの一瞬だけ触れてみましたが(触れるのが怖くて

なかなか触れなかった)柔かくて、早く骨を入れて欲しいと

思いました(;´Д`)

先生はよく触れるものです。いやー感心(;´д`)ゞ

【前回】→第096回「今後の予定」

【次回】→第098回「お風呂(救急病院の場合)」

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第098回「お風呂(救急病院の場合)」

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弟がかゆみを感じてくるのは後々で、

マヒがあった頃はかゆみがあっても感じる事が

できなかったのかもしれません。入院して間もない頃、

ヘルパーさんにタオルで身体を拭って頂いている所を

見ていたので、その時はキレイな背中だったのですが、

後々背中を見た時、あせもや吹き出物が結構できていて・・・

ちゃんとケアをしなかった事を後悔しました。

098_2

「毎日、見舞いに行く人は少ないんですよ」

と看護士さんに言われた事があります。

Sさんの奥さんも毎日来ていて、色々お話しました。

救急病院からリハビリ病院へ転院してから、

生命保険の書類を取りに行く為→第012回「お金」

訪れた時にSさんの奥さんと偶然再会し、

(Sさんは検査で一階に下りていた為、

奥さんも一階にいた)Sさんは弟が

どうしているか、頑張っているのかを気に

かけている事を聞き、嬉しく思いました。

奥さんに飲み物をおごっていただき、

「きっと、またどこかで会える気がする」と言いました。

またどこかでSさん夫妻とお会いしたいです。

【前回】→第097回「骨を入れる」

【次回】→第099回「転院への面接①」

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第099回「転院への面接①」①/3

099

(第096回からの続き)

無事希望のリハビリ病院への転院が決定しました。

PTの先生が、その病院は機能回復しやすい人を

受け入れますからねと言ってましたが(もちろん冗談交じりで)

リハビリ病院でも、20代以下の人は弟を含めて3人で、

(その階だけですが)殆ど高齢者の方ばかりでした。

若い人で脳卒中になる人は本当少ないんだなと実感。

【前回】→第098回「お風呂(救急病院の場合)」

【次回】→第100回「転院への面接②」

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第100回「転院への面接②」②/3

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弟の発想→第069回「右脳の『直感』④」

弟の視野が狭くなったかどうかは実際の所分かりませんが、

左(半側)空間無視について→第081回「メガネ④」

本人が不自由を感じてなければ、欠けてても問題

ないんですけどね。

【前回】→第099回「転院への面接①」

【次回】→第101回「転院への面接③」

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第101回「転院への面接③」③/3

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面接をして頂いた先生が、後の主治医の先生になり、

お世話になります。見た目の年齢は30代半ばぐらい

(40以上は絶対ない)で、私や弟に近い年齢で「先生」

ってスゴイなと感心しました。というより、弟が入院

した時の主治医の先生方は全員30代だった気がします。

【リハビリ病院編】にて、病院側の転院受け入れ基準を

描く予定です。脳卒中を発症し、半身マヒが残った場合、

救急病院からリハビリ病院へ転院し、集中的に

リハビリを行いますが・・・弟の場合、若い事や病状が

完全に安定しているという事もあり、恐らくどこの

リハビリ病院に申し込んでも受け入れ基準を

達成している患者と言えます。(断られるとすれば、

病院側のベッドが足らないなどの都合)

逆に、どのリハビリ病院に転院を申し込んでも

断れてしまう方もいるかと思いますが・・それは、

国が決めた診療報酬が原因で病院側も断らざる

負えない状況となっているのです。

漫画を作成する為に、色々調べたりしていて、

まさか転院受け入れまで関わるとは思いません

でした。診療報酬による歪みの為、矢面に立つ

病院に同情します・・・。

次回の「リハビリ期間」については、

国が診療報酬の改定により様々な歪みが

生み出され続けている現状を描いてます。

【前回】→第100回「転院への面接②」

【次回】→第102回「リハビリ期間①」

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第102回「リハビリ期間①」①/4

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マンガにする事もなかったんじゃないかな・・

という文字だらけの4コマ漫画(;´Д`)

脳血管疾患、心大血管疾患、呼吸器疾患、運動器疾患

これらのリハビリ期間制限をするとは・・これを決定した

人たちは、周囲に脳卒中で片マヒになった人が

いないのか少ないのか、よくもまあ改定したものです。

改定するなら、受け皿をしっかり作ってないと退院後、

路頭に迷う人で溢れてしまいます。

【前回】→第101回「転院への面接③」

【次回】→第103回「リハビリ期間②」

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第103回「リハビリ期間②」②/4

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次の記事にも書いてますが、2007年の改定に導入された

「逓減制」は翌年2008年に廃止されました。診療報酬が

下がってしまっては医療機関も経営できません。

今後、この様な事態にならない様に現場の人達の

意見を取り入れて、緻密なシミュレーションし、

改定して欲しいものです。

【前回】→第102回「リハビリ期間①」

【次回】→第104回「リハビリ期間③」

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第104回「リハビリ期間③」③/4

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脳卒中により、アルツハイマーや認知症を

発症する事があります。

アルツハイマーの発症の原因の一つは

こちらで記しています→第088回「右脳の活性化④」の補足

第086回「右脳の活性化②」

第096回「今後の予定」で先生が、救急病院での入院が

二ヶ月(60日)と仰っていたのは、リハビリ病院で受けれる

期間が最長120日だからです。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

入院していた救急病院ではデイルームに集まり、

皆で食事を摂っていた形式でしたが、(食事介助を

広範囲で看やすいという事もあったのかもしれませんが)

全ての患者さんが集まってきたわけではなく、

病状が安定してきた人のみ集まっていたので、

あとの方々は、各自ベッドで食べていました。

半数以上の方々がベッドで食べていた印象です。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

2ヶ月で転院というのは・・脳卒中患者の多くが、

高齢者の方なので無理があるかと思います。

身体のコンディションを万全にさせた方が、

リハビリも効率よく出来ますからね。

脳(シナプス)の可塑性が急激的に構築される

時期が半年(→第086回「右脳の活性化②」)

とはいえ、その後、可塑性現象が無くなるわけ

ではないんですが、国は医療費カットの為か、

2008年でもリハビリ期間の「制限」だけは

改定しようとしない現状です。

将来、脳卒中で倒れ、マヒが残ってしまった人々は、

今現在より、リハビリに関して受けられないって事に

なり得るかもしれません・・・

【前回】→第103回「リハビリ期間②」

【次回】→第105回「リハビリ期間④」

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第105回「リハビリ期間④」④/4

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介護保険施設設備率が都道府県で100%超えている

のは青森と鹿児島だけです。2009年6月8日のネットニュース

から引用させて頂きました。→【詳細】(リンク切れの場合もあります)

施設整備が進まない要因は、介護報酬の引き下げが影響しており、

行政からの補助金が出ない為です。将来、病院でのリハビリを縮小して、

介護保険施設でのリハビリという計画についてですが、こちらのHPに

詳細が書かれている上、図もあり、とても分かりやすいと思います。

【地域リハビリの後退、介護保険リハビリ制限導入に反対】

覗かれた方でお気付きになられたかもしれませんが、

リハビリ利用回数について、この漫画を製作時は、「8回」という

制限でしたが、後に個別でリハビリ算出が可能になりました。

少しずつ歪みが改善されていくのはよい事ですね。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

話を戻しまして、病院のリハビリを縮小し、

          施設でのリハビリを拡大という計画は

介護保険をもっていない人は放置?という印象です。

弟の場合、「病院」で受けれるリハビリだったからこそ

保険会社からの保険金がおり、入院費はもちろん働けない

間のお金も入ってきてたのに・・・(個人的な理由ですが)

介護保険が使えず、医療保険しか使えない人は

病院を退院すればリハビリ代は自費ですからね・・・

早く働きたくて、社会復帰をする為にリハビリしたくても

収入が少ない中で出費するのは辛いものです。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

介護保険施設へのリハビリ移動計画は難航しています。

というより、この計画がそのまま頓挫してくれる事を願ってますヽ(;´Д`)ノ

↓ネットニュース記事を一部転載させて頂きました。

2009年度の介護報酬改定による

利用者への影響については、居宅介護支援事業所の場合

「利用者の自己負担額が増えた」(52.0%)、

「サービスの時間や回数を減らした(38.2%)」と、

利用者への影響が少なくないと回答している一方、

3割近くが「影響は特にない」という回答。

医療費を削減する事はこの様な方法ではなく、

薬や医療機器の価格設定自体を下げれば、

何兆円もの医療費削減されます。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

最近はジェネリック医薬品(製薬会社の特許がきれた

同じ成分の薬を安価で販売。黒柳徹子さんがCMで

「ジェネリック」と言っているのを存じている人も

増えてきたかと思います。)が浸透してきただけでも

薬による医療費削減が少しずつみられるものの・・

【ジェネリック医薬品について】

 ↑同じサイトからですが↓

「ジェネリック医薬品お願いカード」(画像ファイル)

この↑カードを印刷して、病院の診察受付時などで提示する

ジェネリック医薬品を選択し易くなるかと思います。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

基盤となる部分から改善していかないと、

国民の負担額だけが増えていくばかりです。

【前回】→第104回「リハビリ期間③」

【次回】→第106回「追い込み」

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第106回「追い込み」

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次回で【救急病院編】終了です(・∀・)

【前回】→第105回「リハビリ期間④」

【次回】→第107回「転院」

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第107回「転院」

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以上で【救急病院編】が終了です!

当初は50本ぐらい仕上がった頃には

アップできるものだろうと目論んでいましたが、

救急病院やリハビリの話以外にも、

右脳の話や神経細胞の話などを描いたので

ここまで膨れ上がってしまいました。

全ての記事を読む人は稀かと思いますが(笑)

いずれかの記事が参考になれば幸いです。

では、数ヶ月先の更新になるかと思いますが、

【リハビリ病院編】も見て頂けると嬉しいです。

(時々、どれかの記事をいじって

いるかもしれませんが・・・(笑))

脳卒中で倒れ、マヒが残っても何とか

なっていくものだと実感していくので・・

不安を抱えている人にとって、安心感を

与えられればなぁと思います。

【前回】→第106回「追い込み」

【次回】→第108回「個室」

ランキング→【リハビリ】

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