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2009年9月15日 (火)

第109回「リハビリ病院」

109

第099回「転院への面接」にて、ここのリハビリ病院が

発症から一ヶ月というのが受け入れる理由は

早期リハ加算」という診療報酬が加算され、

リハビリができる時間が増える為だったと思います。

弟がリハビリ病院へ転院したのは2008年3月で

診療報酬改定前の事なので・・発症から一ヶ月

の患者だけを受け入れるという条件はなくなって

いるかと思われます。

早期リハ加算で通常の患者さんよりはリハビリ時間が

長くできたかと思われます。1単位=20分で、医療保険で

一日二時間~三時間のリハビリを受ける事ができます。

こちらの記事→【「回復期」リハビリ、「3時間」高い効果】

(リンク切れの場合あり)

リンク切れを考慮し※記事を転載しますが、

問題がある場合消去します。

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脳卒中は、命の危険から脱し、症状が落ち着いた後は、

リハビリを集中的に行うことが勧められているこのうち

多くの患者で大きな改善が見込める回復期リハビリは

2006年の診療報酬の改正で、保険で認められた

訓練時間が、1日2時間から3時間(20分を1単位

として9単位)に延長された。

しかし調査をまとめた理学療法士の永井将太さん

(同協議会実態調査委員)によると、3時間の訓練

による改善の度合いの研究調査はほとんどなかった

という。調査では、06年8~9月の間に同協議会の

12施設を退院した脳卒中患者292人を理学療法・

作業療法を受けた訓練時間によって、1日当たり

80分以下、1時間40分~2時間以下、

2時間20分~3時間以下の三つのグループに分類。

退院までの日常動作の改善度合いや自宅復帰率を

調べた。三つのグループの入院期間は93日前後で

ほぼ違いはなかったが、日常動作の改善度は、

80分以下のグループが他の二つのグループに

比べて明らかに低かった。また、障害が重い患者

126人を対象に分析したところ、3時間以下の

グループの自宅復帰率は67%で、ほかの

グループの30%前後より、2倍以上高かった。

ただし、3時間近いリハビリを実施できる病院は

限られている。同協議会が会員施設(629病棟)

に対して行った調査によると、平均2時間20分

~3時間以下のリハビリを平日に実施している

施設は18・5%だった。永井さんは「3時間近い

リハビリを行おうとすれば、多くのリハビリの

セラピスト (理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)

を備える必要があるが、3年前の改正からまだ

体制が整っていない施設も多い」と話す。

永井さんによると、入院患者50人に対して、

20人以上のセラピストがいるかどうかが

回復期リハビリ病棟の充実度を見るうえで、

一つの目安になるという。入院患者数、

セラピスト数は、インターネットの各都道府県の

医療機関情報で確認することが出来る。

病院選びの参考にしてほしい。

(2009年7月19日  読売新聞)

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月曜~金曜日が主治医の指示による単位数で

リハビリを行い、土日は一種類のみでした。

平日三時間近く(自主リハも含め)で土日も

リハビリがあるだけでも恵まれていた

リハビリ病院だったかと思います。

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