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2009年9月17日 (木)

第143回「PT④『歩行』」

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半身マヒになると歩行中、勝手に腕が

屈曲する場合あります。脳卒中により、

腕、足の神経細胞の伝達が混線している

状態です。その為、足を動かすと腕が一緒に

曲がってしまったり、笑ったり、あくび、

くしゃみをした時も腕が一緒に曲がったりします。

すぐに共同運動を無くす事はできず、

やはり根気よくリハビリし続けて

神経細胞の伝達を正しく整える事で消失します。

ブルンストローム法とは、片マヒ

(中枢性マヒ末梢性マヒ)の機能を判定する基準です。

こちらのHPが参考になるかと思います。

http://ima0779.fc2web.com/karada/pt-1-3.htm

ステージ1はピクリとも動かず弛緩性マヒの状態で、

ステージ2は共同運動がわずかに起こす段階、

ステージ3は共同運動が完全に出現している状態。

ステージ4になると、神経細胞が整い始め、

分離運動がわずかに行われる状態です。

今現在の弟はステージ4の段階かと思われます。

ステージ5になると痙性マヒと共同運動の結びつきが

弱くなり、かなりの分離運動ができている状態です。

ステージ6になると痙性マヒと共同運動の影響が

なくなり、関節が自由に動かせる状態です。

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