第151回「OT⑥『腕曲げ』」
弟「先生が腕を動かす事で、俺に
自信をつけさせようとしている」と訝っていました(笑)が・・
マヒが強い状態なので、曲げようとする「大きな力」が
入らない為、先生は「初動負荷」を補助してくれます。
弟がどこから動かせる範囲なのかを見合わせながら
補助していますので、先生が補助する「初動負荷」の力と
自身の力で腕を曲げる事ができます。先生の補助は初めは
広い範囲とは思われますが、曲げる回数が増える事で
神経細胞が伝達される環境を整え、自分の力で腕を曲げれる
ようになっていき、次第と先生の補助が少なくなっていきます。
何事も段階を踏んで、リハビリが行われます。
足の場合、初動負荷の補助ではなく、弛緩性マヒの足を
何度も繰り返し、前に出すように押し出します
【前回】→第150回「PT⑥『左への横歩き』」
ランキング→【リハビリ】
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