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2009年9月17日 (木)

2009年9月17日 (木)

第138回「励み」

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弟を励ましてくださった方々にとても感謝してます。<(_ _)>

【前回】→第137回「ST③『文字探し』」

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第139回「足湯」

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足湯器をコロコロ動かし、足湯場へ行くのが

日課だったので、もしお世話になったリハビリ

病院の看護士さん、ヘルパーさん達が

この漫画を見たら、個人特定されます(笑)

このブログの訪問者数は30人もないので、

(一人で何ページ見ている方が多い為、

アクセス数は100超えていますが^^)

特定される心配は殆どないんで(´∀`*)

リハビリ病院に足湯スペースが設置

されているのが当たり前なんでしょうかね??

毎日足湯器を転がしていたので、ヘルパー

さんに「足湯って効くの?」と訊ねられましたが(笑)

足湯の効果(?)としては私自身は重い生理痛

冷え性が解消され万々歳です。

弟にはどう作用していたかは分かりませんが、

身体の体温が上昇する事で免疫力が変わるので

(体温が一℃上がると60%活性化

一℃下がると37%低下)

プラスになっていたとは思います。

足湯を始める方はこちらのHP→【部分浴】

に記されてますが・・

心臓病、糖尿病、高血圧、低血圧、神経障害の

方が足湯を始める場合は38℃ぐらいの

お湯から初め、徐々に時間を延ばし、

やっていきましょう。

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第140回「体調崩す①」①/3

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いやはやびっくり

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第141回「体調崩す②」②/3

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病院の窓はやっぱり転落防止ロックされていますねぇ

片マヒだと尚更、よろめいて、窓にもたれ掛かり開いて

しまったら大変危険ですからねぇ

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第142回「体調崩す③」③/3

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何故、体調が悪くなったのか?

①脳出血(検査の結果、否定された)

②てんかん(痙攣がないタイプ?)

思いつくのはこれぐらいですが、素人なんで

病状を判断する事はできません。

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【次回】→第143回「PT④『歩行』」

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第143回「PT④『歩行』」

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半身マヒになると歩行中、勝手に腕が

屈曲する場合あります。脳卒中により、

腕、足の神経細胞の伝達が混線している

状態です。その為、足を動かすと腕が一緒に

曲がってしまったり、笑ったり、あくび、

くしゃみをした時も腕が一緒に曲がったりします。

すぐに共同運動を無くす事はできず、

やはり根気よくリハビリし続けて

神経細胞の伝達を正しく整える事で消失します。

ブルンストローム法とは、片マヒ

(中枢性マヒ末梢性マヒ)の機能を判定する基準です。

こちらのHPが参考になるかと思います。

http://ima0779.fc2web.com/karada/pt-1-3.htm

ステージ1はピクリとも動かず弛緩性マヒの状態で、

ステージ2は共同運動がわずかに起こす段階、

ステージ3は共同運動が完全に出現している状態。

ステージ4になると、神経細胞が整い始め、

分離運動がわずかに行われる状態です。

今現在の弟はステージ4の段階かと思われます。

ステージ5になると痙性マヒと共同運動の結びつきが

弱くなり、かなりの分離運動ができている状態です。

ステージ6になると痙性マヒと共同運動の影響が

なくなり、関節が自由に動かせる状態です。

【前回】→第142回「体調崩す③」

【次回】→第144回「OT④『支える』」

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第144回「OT④『支える』」

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マヒしていた腕が簡単に動かせるわけでもなく、

初めは自分の意思で制御する事から始まります。

腕をジッとさせる事も難しいです。これができてくると

動かしたりし、そして指が動かせるようになると

掴んだりしていく・・・という、一つ一つステップを

達成していきます。

【前回】→第143回「PT④『歩行』」

【次回】→第145回「ST④『テスト』」

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第145回「ST④『テスト』」

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STの先生はどういうそのテスト内容が何なのか

判るかもしれません。テスト内容まで描くのはさすがに

ダメだろうと思うので描きませんが、アルツハイマーの

判定などに用いられるテスト(テレビで見て気が付いた)で、

救急病院時代やリハビリ病院時代にも行いました。

おそらく認知力の評価をする為だと思います。

【前回】→第144回「OT④『支える』」

【次回】→第146回「PT⑤『右への横歩き』」

<カテゴリ>→ST(言語療法)リハビリ②

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第146回「PT⑤『右への横歩き』」

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横歩き、すごく大切なリハビリです!

これができれば関節の可動域が広くなります。

【前回】→第145回「ST④『テスト』」

【次回】→第147回「クローヌス」

<カテゴリ>→ PT(理学療法)リハビリ①

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第147回「クローヌス」

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中枢神経、末梢神経について→第036回「神経細胞②」

脳卒中を発症し、半身マヒが残った直後は、

腱反射が消失しています。

リハビリによって、末梢神経が再構築され、

腱反射ができる様になります。

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クローヌスについて、専門用語で書きましたが、

簡潔に書くと、脳を損傷した事で手足の制御が

出来なくなった為、意思とは関係なく震えてしまう症状です。

クローヌスを見慣れていない人から見ると何事だと思える

震えですが、しばらくしたら治まるので問題ないです。

てんかんの震えは、クローヌスとは全く違います。これは

見慣れていてもビックリする震え(痙攣)なので肝を潰します。

クローヌスがなくなるには、効果的な治療法がなく、

神経の伝達が原因で起こる事なので、

やはり徹底的にリハビリを行う事が大切です。

【前回】→第146回「PT⑤『右への横歩き』」

【次回】→第148回「OT⑤『CI療法』」

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第148回「OT⑤『CI療法』」

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CI療法を受ける条件は・・・

こちらのHP→ 兵庫医科大学HPが参考になりますが

●マヒ側の手首を、手の甲の側に20度以上動かせる。

●親指を含む3本指を自力で10度以上伸ばせる 。

●患者自身がCI療法に強く希望している。

これらの条件をクリアしてなければCI療法を受ける事が

できます。CI療法が「強制使用法」と呼ばれている通り、

長時間、手を使用するのでストレスが溜まりやすいので、

患者自身がそれを理解してなければなりません。

【前回】→第147回「クローヌス」

【次回】→第149回「ST⑤『トランプ』」

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第149回「ST⑤『トランプ』」

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トランプってリハビリになります。

「スピード」をやった事がある方は分かるかと思いますが

これはとにかく素早くカードを出し合い消費させていくゲームで

まさに「スピード」数字を見て、連番のカードを置いていく

反射神経が問われるゲームです。弟と先生がスピードを

していた時、てっきり先生が手を抜いて、弟に自信を

つけさせようとしていたかと思いきや・・・先生が弱かった事が、

私も参加した事で理解しました。

私も弟に負けます。片手とはいえ「ゲーム」という名が

つくものには、とにかく強い。というよりは、コツを掴む

センスが優れているんだと思います。

ファミコンでも、無理ゲー(クリアが殆ど無理)と呼ばれる

ゲームでも、がむしゃらにやらず、失敗を糧にアプローチ

して、最善のプレイを行い、難関ゲームをクリアしていた

印象があるのでゲームに限らず、何事に対し、

要領よく行動できる所は父に似ている

(器用貧乏)所かもしれません。

【前回】→第148回「OT⑤『CI療法』」

【次回】→第150回「PT⑥『左への横歩き』」

<カテゴリ>→ST(言語療法)リハビリ①

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第150回「PT⑥『左への横歩き』」

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歩く姿勢も大切です。これを意識せずに歩いていれば

骨盤がズレ、身体のバランスが大きく崩れます。

半身マヒの患者さんの歩き方は特徴があり、ひと目みて

身体のどこかがマヒしているのかな?って勘付きます。

歩き姿を見た時「マヒしているとは思えない」と

思わせたいですよね^^

PTの先生が徹底して歩き方を教えてくださりますので、

マヒした足を地についた時、真っ直ぐおけているかを

意識し続け脳に伝え続けていれば、次第に綺麗な

歩き方になります。

リハビリ病院入院中は脳の可塑性が最も

引き出せる時期で第086回「右脳の活性化②」でも

描きましたが、神経細胞の回路を編成

していく現象は、幼少時と脳卒中後に起こる事で、

この時期に徹底して刺激を与えていれば、

能力を伸ばす事ができます。

【前回】→第149回「ST⑤『トランプ』」

【次回】→第151回「OT⑥『腕曲げ』」

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第151回「OT⑥『腕曲げ』」

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「先生が腕を動かす事で、俺に

自信をつけさせようとしている」と訝っていました(笑)が・・

マヒが強い状態なので、曲げようとする「大きな力」が

入らない為、先生は「初動負荷」を補助してくれます。

弟がどこから動かせる範囲なのかを見合わせながら

補助していますので、先生が補助する「初動負荷」の力と

自身の力で腕を曲げる事ができます。先生の補助は初めは

広い範囲とは思われますが、曲げる回数が増える事で

神経細胞が伝達される環境を整え、自分の力で腕を曲げれる

ようになっていき、次第と先生の補助が少なくなっていきます。

何事も段階を踏んで、リハビリが行われます。

足の場合、初動負荷の補助ではなく、弛緩性マヒの足を

何度も繰り返し、前に出すように押し出します

第059回「初めての一歩」

【前回】→第150回「PT⑥『左への横歩き』」

【次回】→第152回「ST⑥『ウィスコンシン・カード』」

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第152回「ST⑥『ウィスコンシン・カード』」

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ウィスコンシン・カードについては、脳卒中のテストに限らず

神経年齢を判定できます。興味のある方は

脳卒中データバンクからソフトをダウンロードし、

お試しください。→【脳卒中データバンク】

【前回】→第151回「OT⑥『腕曲げ』」

【次回】→第153回「ぬり絵」

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