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2009年9月20日 (日)

2009年9月20日 (日)

第178回「PT⑨『歩行距離』」

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PTは足のマッサージから始まり、病院の廊下で歩行。

そして病院の外周、周辺へと歩行距離を

延ばし続けていました。

現在は一本杖ですが、以前と比べると

弟の歩行速度と合わせて歩く事は

殆ど無くなった気がします。

退院直後は、弟と歩行速度合わせて

歩いていたので、久しぶりに友達に

会い、一緒に歩いた時、早く歩いている

と実感しましたが、最近はそれを

感じる事は殆ど無くなりました。

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第179回「OT⑨『手のリハビリ』」

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指を曲げれる様になり、掴められる様になりました。

指を伸ばす事は難しいんですけどね。

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最近、親友が手のリハビリに関する記事↓を教えてくれました。

【脳卒中 念ずれば動かしてくれるリハビリの新装置】

(リンク切れの場合あり)

リハビリによって刺激を与える事で神経細胞が

繋がっていきます→第031回「刺激」

慢性期(維持期)の手のリハビリに応用する事が

できるという装置です。

リンク切れの場合分からなくなるので、

文章を転載しますが・・

(文章の転載に問題がある場合消去します)

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脳と機械を結ぶブレーン・マシン・インターフェース

(BMI)技術を使って、脳卒中患者の機能回復を

図る新しいリハビリ方法を慶応大のグループが

開発に成功し、効果が確認された。体を動かそう

と念じると、機械がその脳波を読み取り、強制的

に体を動かす。こうした訓練で、脳からの命令が

筋肉に伝わりやすくなるようにする。

慶応大大学院生の川嶋喜美子さん、

牛場潤一専任講師(生命情報学)らは、

脳卒中で、運動命令を出す脳の領域

から脊髄(せきずい)までの神経回路のどこかが

傷つき、手の指が2年以上動かせなくなった

40~60代の患者4人の脳波を計測。

指を伸ばそうとした時と安静時の脳波を解析した。

さらに、指を伸ばす命令が脳から出た時に、

強制的に指を伸ばす装置で、患者の指を

動かすように設定。

うまく命令が出せたかどうかが、モニターの

星印の動きでわかるようにした。

うまく命令が出せているかどうかわかると、

次第に余計な力が入らないようになると

考えられるためだ。この訓練を4~7カ月、

4人に受けてもらったところ、2人は指を

伸ばせるようになった。残る2人は伸ばすこと

はできなかったものの、筋肉に神経から信号が

伝わるようになった。訓練で新たな神経回路が

できたのかどうか、詳しい仕組みはわからない

という。牛場さんは「BMIは、これまで方法が

なかった慢性期の患者のリハビリに応用できる」

と話している。

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「ブレーン・マシン・インターフェース」は、「指を伸ばす」

という脳波の信号を読み取ると機械が指を強制的に

伸ばしていきます。それを繰り返す事で命令の信号に

すぐ反応する事(指を伸ばす事)ができるという装置です。

機会があれば、弟にも受けさせてあげたいです。

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第180回「ST⑨『罰ゲーム』」

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↓罰ゲームの元ネタはこの漫画です。

ラブやん(8) ラブやん(8)

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第181回「落語」

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ここのリハビリ病院で、落語の寄席を行うのは

初めての試みで、どれだけの患者さんが集まる事かと

思いきや、100人ぐらい集まり盛況でした。

2007年2008年に放送されていたNHK朝ドラ「ちりとてちん」

京本政樹さん目当てで初めて観た朝ドラでしたが、

この作品にめぐり合えた事自体かなりラッキーだったなぁと

感じます。ドラマは殆ど観ないですが、放送中は

毎日が楽しみでした。あまりにハマったので、

DVDBOXも全三巻購入しました。

買ってもいいと思わせる価値があるんでオススメです。

病院で寄席が開かれた時期も、放送が終了してから

数ヶ月経った頃なので生の落語が観れるなんて!!

っと興奮しました。

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今、ふと思い出しましたが・・・弟が脳梗塞で倒れた日も

当然「ちりとてちん」が放送していたのですが・・・弟が倒れて

朝に開頭手術をする事が決まり、自宅に帰った時も

気持ちを明るくしようと「ちりとてん」を観ましたが・・

草若師匠が亡くなる週だったので、気持ちがますます重くなった

思い出があります(苦笑)今だから平気ですが、当時は弟と重なり

別の意味で泣きそうになりました(笑)

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あと弟が小学生六年生の時に行った臨海学校が、

ちりとてちんの舞台になった福井県で、

(ちなみに私の時は五、六年共に「林間学校」で

二年連続同じ山をしんどい思いして登ったのが、

憂鬱な思い出。弟の時に臨海が導入され、

ショックでした)若狭湾で泳いだり、若狭塗箸の

研ぎ出しを体験したりし、その若狭塗箸をもって

帰ってきました。私は貝が埋め込まれた箸の

デザインや持ち易かった事もあり、たくさんある

箸の中からこの若狭塗箸を選び、結構使ってました。

・・・「若狭塗箸」というのを知ったのは、ちりとてちん

を観て「あの箸やん!」って反応し

15年以上経ってやっと名前を覚えました。

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【前回】→第180回「ST⑨『罰ゲーム』」

【次回】→第182回「落語の効果」

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第182回「落語の効果」

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見るより聴く方が脳への刺激がある為

落語は良いみたいです。

演者によって落語の面白みが変わるというのは

私の感想です。テレビをつけていて、落語がしていた

ので、眺めるように見ていたのですが、その内

身振り手振り話口調が滑稽で、大笑いさせられました。

その落語家の方は桂枝雀さんで、初めて落語の面白さを

教えてくださった方です。その後、関西の方ならご存知かも

しれませんが「らくごのご」という桂 ざこばさんと

笑福亭鶴瓶さんが即興落語をしていた番組も毎週

観てたりしてました。(復活希望している番組だったり

します)枝雀さんの訃報を知った時は結構ショックで

落語に関わる事が殆どなくなった時、

ちりとてちんの放送を観て落語熱が燃え上がりました。

大阪には繁盛亭(ちりとてちんの撮影でも使われました

があるので一度は高座を見に行くべきですね^^

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第183回「退院日決定」

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退院するのは嬉しいですが、

家の環境を考えると弟にとって

病院の方が過ごしやすかったと思います。

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薬剤師さんに、自己判断で薬の服用を止める事は

しないでくださいという指導を受けました。

「自分の体は自分が一番よく知っている」という台詞が

ありますが、基本的に快方へ向かう様に薬の指示を

して頂いているので、無視をし、薬の服用を停止すれば、

当然、脳卒中の再発のリスクが高くなります。

第165回「リハビリテーション総合実施計画書①」

「IADL」(手段的日常動作)について書きましたが

身体障害者福祉法によるサービス利用を申請する時

IADLは評価の基準となります。

自己管理もリハビリの一環です。

【前回】→第182回「落語の効果」

【次回】→第184回「先生方との別れ」

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第184回「先生方との別れ」

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PTとOTの先生方にはプリントいただきました。

それを参考に漫画を描いた所もあるので

有難い資料となりました。STでは頂いてません。

STについて(失語・失読症など)は、

こちらが参考になるかと思います。

PDF形式→【認知リハビリテーション】 

右クリックで保存できます。

STだけでなく、維持期(慢性期)リハビリの

参考になるかと思います。

右半身マヒだったら、左脳を損傷し、言語に障害が

でた場合、失語症用の自宅でできるリハビリの

プリントを頂いていたかもしれません。

【前回】→第183回「退院日決定」

【次回】→第185回「退院」

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第185回「退院」

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120日間フルにリハビリ病院に入院し、

無事退院しました。長かったようで

あっという間の入院生活です。

【前回】→第184回「先生方との別れ」

【次回】→第186回「今後の予定」

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第186回「今後の予定」

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これにて、リハビリ病院編終了です!

次回は維持期編です。

【前回】→第185回「退院」

【次回】→第187回「リハビリ継続」

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