第251回「記憶を辿る」
初めてのてんかんを発症し、意識が回復した後、
会話をしましたが、記憶が結構とんでいるのでビックリしました。
一番初めはパチンコを打ってた事すら忘れていましたが、
徐々に繋いでいきました。結局、救急車の中で嘔吐した事や
手を組んで伸ばしていた事は最後まで思い出せませんでした。
弟の記憶はパチンコを打っていた所から、気が付けば、
救急車の中で横たわり、揺られていた所から記憶があり、
救急車に揺られながら、とりあえず何かあったんやな・・
という解釈をしていたそうです。
脳内の異常発火により、記憶を司る「海馬」がマヒし、
機能してない状態で、手を組み伸ばしていた事や
嘔吐した事は記憶できなかったのでしょうね。
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てんかんとは別ですが、海馬がマヒするというのは、
お酒を呑みすぎた時にも起こりえる事で、
お酒を大量に呑んだ人がよく口にする「全然記憶にない」
というのは、お酒を呑まない方や酩酊状態になるまで
呑んだ事がない方には記憶が無くなるのは嘘だと思われがち
ですが・・・正しくは、記憶を司る海馬がマヒをした為、
記憶ができなくなった状態だからです。
私もお酒で記憶無くした事があり、知らない荷物がありビックリ
した事があります。(一緒に飲んでいた人が私の荷物と思い、
カバンに詰め込んだんですけどね)お酒は適量で呑むのが
一番です。(笑)
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