第291回「放射線治療①」①/6
友人などに放射線治療を受けると伝えると、
一部の友人から「妊娠できなくなるんじゃないの?」
と言われた事がありますが、照射部位が
違うし、子宮頸がんなどの放射線治療は
妊娠できる年齢の人には外科手術で確実に
根治させる治療が優先されると思うので、
(外科手術を受ける体力がない年配の方が
受ける事が多いみたいです。)
なので、放射線の副作用で妊娠ができない
という事はないです。
照射部位別の副作用について書いていきます。
【頭】
頭痛、嘔吐、嘔気、めまい、脱毛、視力障害。
脱毛については、治療が終われば再生しますが
時間がかかる事があります。
【頚部】
物を飲み込んだ時に痛む、声がかすれる
痰がからむ。私の場合、痰がからむぐらいでした。
【食道消化管】
食道狭窄(きょうさく)、嚥下(えんげ)困難、
通過障害、潰瘍(かいよう)、出血、腸炎。
刺激の少ない水分の多い食事を少しずつ
頻繁に摂る様にし、うがいを行い、口の中を
清潔に保つ事が大切です。(次回へ続く)
【前回】→第290回「ガンで入院~経過⑧」
【次回】→第292回「放射線治療②」
ランキング→【リハビリ】
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