第330回「AD/HD?⑤」⑤/5
ADHDを発症し、生活や社会と共存する為には
どの様にすればいいかのマニュアルは確立されて
いません。自分の症状を把握し、周囲の理解と協力に
より、できる事、できない事を自認し、その人に合わせた
対策を練っていくのが一番です。
障害という言葉より特性という言葉が用いられるのは、
その特性がプラスに働き、人並み以上の能力が
発揮されるケースもある為だと思います。
Aさんは、好きな菜園を集中的に何時間でもできるし、
Bさんは、臆する事なく人と接し、飲み物を売り込む事が
できるので、売り上げが圧倒的だったり・・・と
世界仰天のADHDの回では、弟に散々、
「絶対お姉も今もADHDやって」と言われ、
第320回「AD/HD①」から記述した通り、
小中学生時代のADHDと自認してます
が美術系の専門学校に行くようになって
からは好きな事なので課題の忘れ物は
した事がなく、手を使う事が多い為か、
右を遣う機会が増え、それが関係あるかは、
分かりませんが部屋が少し片付けられる
様になってきて…と大人になった頃には
注意力は人並み(小中学生よりマシ)になったと思います。
<追記2014・7・21>
片付けられない私でしたが「収納」が好きになり、
何が何処にあるかラベルを貼って何処に何が
あるか分かるから探し回らなくて済み、物がない
なと思ってもすぐに見つけられる。片付け上手な
方から見たら、当たり前なんですが(;・∀・)
上手く物を収納できた時が快感で、今では部屋が
綺麗になっていくのが楽しくて仕方なく、ADHDにより
生み出されたゴミ屋敷(笑)がADHDの特性の
集中力を生かして自室がくつろぎの部屋になって
いってます。(闘病中なのにw)
【前回】→第329回「AD/HD?④」
【次回】→第331回「年金受給①」
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