第032回「触ってみる」
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「中枢性疼痛」は少しでも触れられると痛くて仕方なく・・・
リハビリの指導をするにも、身体に触れる事が難しい為、
リハビリに遅れが生じてしまいます・・
中枢性疼痛は、視床痛(視床梗塞、視床出血)
、脳卒中(脳梗塞、脳出血)、脳幹病変などが
原因で発症します。
例えば夏場で扇風機やクーラーの風が
身体に当たるだけでも痛いという方もいます。
脳卒中を発症し、末梢性疼痛の痛みを
知っている人は中枢性疼痛がどれだけ
辛いかは理解、共感しているかと思います。
(中枢性は末梢性の痛みの数倍以上あるかと思われます)
こちらのHP↓がかなり参考になるかと思います。
奥様が中枢性疼痛に苦しみ、その痛み
苦しみを周囲への理解を
深めさせたい為に作成されたHPです。
脊髄損傷による中枢性疼痛の場合、全身に表われます。
上記で挙げた(脳疾患)原因による
中枢性疼痛の場合は半身です。
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疼痛の痛みを知らない人にとってこの痛みはどの様な事か
あまり理解されていない現状(発症頻度が低い事もあり)で、
その為、中枢性疼痛の患者さんに対する接し方、
介護、介助なども定まっておらず、現場(救急病院)の方
は手探りで行っている現状かと思われます。
(中枢性疼痛という言葉自体知らない方もいるかもしれません)
リハビリ病院の場合、感覚障害の判定が
あるので、分かっているかと思いますが・・
(先生、看護士、PT、OT、STの連携ができていれば・・)
今現在中枢性疼痛の決定的な治療法は確立してません。
中枢性疼痛に対する対応→【PDF形式】
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
あと考えられる治療法は再生医療でしょうか・・・?
(中枢性疼痛による再生医療確立はしてません。
これは私見ですので、参考程度に留めて下さい)
再生医療について→再生医療
【前回】→第033回「しびれ①」
【次回】→第035回「神経細胞①」
ランキング→【リハビリ】
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少々専門的な話になってきました。
高校生物で学ぶ事ですが、復習という
感覚で見ていただければ・・・と思います。
シナプスについてですが、2コマ目に描かれた
シナプス前細胞、シナプス後細胞
神経伝達物質(ホルモン物質)や
電気信号などを放出している
空間(シナプス間隙[かんげき])と
名前は分けていますが・・・
前細胞、後細胞に挟まれてできた
空間部分[シナプス間隙]の
3つを合わせて「シナプス」
と総称しています。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
脳神経細胞の数は約1000億
グリア細胞は約10倍ぐらいの
数で成り立っています。
神経細胞と脳は切る事ができない
関係なので、今後も引用する事が
多い単語です。
【前回】→第034回「しびれ②」
【次回】→第036回「神経細胞②」
ランキング→【リハビリ】
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少年の話→第023回目「脳とリハビリ」
2009年12月28日追記
本日のネットニュースにて、こちらの記事を転載します。
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<大脳新皮質>
成体でも新たな神経細胞 日本の研究班発見
思考など高度な機能を担う脳の「大脳新皮質」で、
成体でも神経細胞が新たに作られることを、
藤田保健衛生大、京都大、東京農工大などの
研究チームがラットで見つけた。
成熟した個体では脳の神経細胞が増える
ことはないと長い間信じられ、論争が続いていた。
米科学誌「ネイチャー・ニューロサイエンス」
(電子版)に27日、掲載された。 近年、記憶に
関連する海馬や嗅(きゅう)覚(かく)を
つかさどる部位で神経細胞の新生が
確かめられたが、哺乳(ほにゅう)類などの
高等動物ほど発達している大脳新皮質に
ついては明確な報告がなかった。
藤田保健衛生大の大平耕司助教
(神経科学)らは、人間の30~40歳にあたる
生後6カ月のラットの大脳新皮質で、一番外側
の第1層に、分裂能力を示す
たんぱく質が発現した細胞を見つけた。
頸(けい)動脈を圧迫して脳への血流を
一時的に少なくしたところ、この細胞が
約1・5倍に増え、新しい細胞ができた。
新しい細胞は、形状から神経細胞と確認。
第1層から最深部の第6層まで
7~10日かけて移動する様子が観察できた。
このラットを新しい環境に置いて活動させた
ところ、新しい細胞が活発に働いている
ことも確かめた。
これらのことから、成体ラットの大脳新皮質
には、やがて神経細胞になる「前駆細胞」が
存在し、神経細胞が危機にさらされると
神経細胞が生み出されて働くと結論付けた。
チームは、ヒトでも同様の仕組みがあると
推測している。
神経細胞は興奮性と抑制性の両方が
バランスよく働いているが、この新しい
神経細胞は抑制性だった。大平助教は
「薬などで前駆細胞の働きを制御して抑制性
の神経細胞を作り出すことで、興奮性の
神経細胞が過剰に働くてんかんや、一部の
統合失調症の新たな治療法が見つかる
かもしれない」と話す。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
神経細胞について、中枢神経の細胞は
一度壊死すると新生される事はないと
いうのが定説でしたが、大平助教授の
研究チームによって大脳新皮質にやがて
神経細胞になる前駆細胞が確認され、
危機にさらされると、神経細胞が新生され、
活動すると結論付けられました。
つまり、脳卒中で脳細胞が壊死し、
身体機能の回復をする仕組みは
脳の可塑性によって、神経細胞が
正常な脳細胞に繋がっていき、失われた
機能を補うという考え方でしたが、
今回の研究結果により、中枢神経が損傷しても、
神経細胞が新生する事で身体機能の
自己修復がされるという事です。
今後は前駆細胞のコントロールをする事で、
神経細胞を作り出す研究が発展
すると脳卒中、脊髄損傷など、
新たな治療法が期待されます。
【前回】→第035回「神経細胞①」
【次回】→第037回「再生医療①」
ランキング→【リハビリ】
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そういえば、羽生さんが一度の対局で
3キロ痩せたというエピソードがありますが
対局で脳をフル回転で働かせた事により
ノルアドレナリンの作用で脂肪細胞が分解
されたのかもしれませんね。きっと物凄く
疲れたと思われますが・・
【前回】→第062回「イメージ③」
【次回】→第064回「イメージ⑤」
ランキング→【リハビリ】
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ノルアドレナリンでダイエットというのは
「加圧トレーニング」が代表例で、
血管を締めて運動を行う事で、血液中の
乳酸濃度が急激的に上昇し、その乳酸を
筋肉内にある受容体が感知、脳下垂体
から「成長ホルモン」「ノルアドレナリン」が
通常に運動を行った場合の約100~300倍
ほど分泌され、効率よく筋肉をつける事が
できるのです。加圧トレーニング1~2時間
後に有酸素運動を行うと脂肪がより燃焼します。
実は弟も加圧リハビリを受けているんで
詳細は【維持期編】で描きます。
【前回】→第063回「イメージ④」
【次回】→第065回「イメージ⑥」
ランキング→【リハビリ】
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セロトニンは、ノルアドレナリンもコントロールしてくれる
ホルモン物質で、ノルアドレナリンによって、不安、
ストレスが蓄積する所を、セロトニンが感情を抑え、
精神を安定させる働きがある為、
うつ病の方は太陽を浴び、セロトニンを吸収する事
で進行を抑えさせたりします。あとはリズム運動(ガム
を15分ぐらい噛むだけでもOK)などもセロトニンを
増やします。
ノルアドレナリンについて→第064回「イメージ⑤」
【前回】→第076回「原因不明」
【次回】→第078回「メガネ①」
ランキング→【リハビリ】
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