病状・後遺症の説明③

2009年6月28日 (日)

第094回「マンガを読む」

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左(半側)空間無視について→第027回「『左』半身マヒ」

昔は、マンガばかり読んでいるとバカになる

とか言われた事、聞いた事はありますが(笑)

今や日本が世界に誇れるマンガは、

脳にとっても様々な刺激を与えてます。

こちら↓の書籍にマンガを読んでいる時

の脳の働きが書かれているので

マンガ脳 マンガを読むと頭が良くなる! Book マンガ脳 マンガを読むと頭が良くなる!

著者:米山公啓
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興味ある方は話題の種としてオススメします。

【前回】→第093回「直観像とリハビリ」

【次回】→第095回「頭の体操」

ランキング→【リハビリ】

        【脳、神経、脊髄】

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第097回「骨を入れる」

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徐々に腫れがひいていき、1コマ目みたいになりました。

絵では描いてませんが、髪の毛が少しずつ伸びてきたものの

また剃りました。 私も入院していた事もあり、久しぶりに

弟を見て、頭が凹んでいてビックリしました。

骨が入っていないんで・・皮の向こう側に脳が詰まっている

んだと、骨を埋まる前、母がちょっと触れてみたりしてました、

私もほんの一瞬だけ触れてみましたが(触れるのが怖くて

なかなか触れなかった)柔かくて、早く骨を入れて欲しいと

思いました(;´Д`)

先生はよく触れるものです。いやー感心(;´д`)ゞ

【前回】→第096回「今後の予定」

【次回】→第098回「お風呂(救急病院の場合)」

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2009年9月15日 (火)

第115回「靴」

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【半身マヒの「靴」について・・】

●履き口が広い靴

●片手で足をしっかり固定する事ができる

・・以上の事から留め口がマジックテープの運動靴となります。

片マヒの足に対応した介護靴もありますが、弟はデザインが

気に入らなかったので、この様な靴になりました。

115_2

115_3

「痙性」マヒが亢進すると足首が内側に反っていきます。

寝たきりになると起こり易い症状なので、寝ていても

痙性マヒが亢進しない様にベッドの上でも色んな姿勢を

行わせる事が大切です。

(痙性マヒについて→第58回「マヒの種類」)

ベッド(床)で寝転びながら行える様々な姿勢について

リハビリ病院からプリントを頂きました。

見難いので(文章が不可解だったり、文字が途切れていたり)

絵を描き起こしてみましたが・・これでいいのだろうか・・?

と思いながらのアップです、が・・参考になれば幸いです。

Ta01_2

Ta02_2

Ta03_2

一人でできる姿勢も描きおこしてアップしてみました。

115ta004 115ta005

この他に体操も教えられています→第134回「リハビリ体操」

【前回】→第114回「管理」

【次回】→第116回「回復期リハビリ開始」

ランキング→【リハビリ】

        【脳、神経、脊髄】

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2009年9月16日 (水)

第125回「ADL①」①/2

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弟の場合、ADLができる様にリハビリしていったカンジです。

ADLができれば、単独生活の基盤となるので

歩行のリハビリなどは強化されますが、腕や手のリハビリは

ADLが身に付くようになった後に行われる順番かと思われます。

【前回】→第124回「ST①『記憶』」

【次回】→第126回「ADL②」

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第126回「ADL②」②/2

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車椅子で移動手段にすると歩かなくなるので

リハビリに支障があるという事を頭に入れていた事で

救急病院では、転院直前に車椅子なしで歩く様に

なっていたので、転院後、車椅子が移動手段という事に、

歩行能力が後退した印象を抱き、先生に意見して

しまいましたが・・・・とても浅はかでした。

後に「FIM」というADLの評価表を渡されますが、

車椅子も評価項目にあります。→第167回「FIM」

腕がマヒしている間は、垂れ下がるので

亜脱臼の予防にも一役買っているので、

リハビリ病院入院中は車椅子必須です。

【前回】→第125回「ADL①」

【次回】→第127回「歯医者」

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        【脳、神経、脊髄】

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2009年9月17日 (木)

第147回「クローヌス」

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中枢神経、末梢神経について→第036回「神経細胞②」

脳卒中を発症し、半身マヒが残った直後は、

腱反射が消失しています。

リハビリによって、末梢神経が再構築され、

腱反射ができる様になります。

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クローヌスについて、専門用語で書きましたが、

簡潔に書くと、脳を損傷した事で手足の制御が

出来なくなった為、意思とは関係なく震えてしまう症状です。

クローヌスを見慣れていない人から見ると何事だと思える

震えですが、しばらくしたら治まるので問題ないです。

てんかんの震えは、クローヌスとは全く違います。これは

見慣れていてもビックリする震え(痙攣)なので肝を潰します。

クローヌスがなくなるには、効果的な治療法がなく、

神経の伝達が原因で起こる事なので、

やはり徹底的にリハビリを行う事が大切です。

【前回】→第146回「PT⑤『右への横歩き』」

【次回】→第148回「OT⑤『CI療法』」

ランキング→【リハビリ】

        【脳、神経、脊髄】

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2009年9月18日 (金)

第154回「食事の成長」

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嚥下ができるだけでも良しですね。

【前回】→第153回「ぬり絵」

【次回】→第155回「薬、減少」

ランキング→【リハビリ】

        【脳、神経、脊髄】

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第155回「薬、減少」

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てんかんの原因も色々です。脳卒中で神経細胞の回路は

整ってない上に、伝達が正しく出来てないので、薬で、

てんかん発作を抑えていた状態です。てんかん発作は

約半年後でましたが、激しい光を見すぎた事が原因で

倒れたので、それがなければ、ずっと現れなかったと思います。

この話もまた維持期編で描きます。

【前回】→第154回「食事の成長」

【次回】→第156回「PT⑦『後ろ歩き』」

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        【脳、神経、脊髄】

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2009年9月19日 (土)

第173回「ヘッドギア」

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てんかん痙攣後は、全身の力が弛緩します。

全身が床へと沈み込む様に脱力する為

身体で一番重い頭が床に向かい易いので

大変危険です。その為、てんかんの危険性がある

人はヘッドギアを身に付け歩行します。

【前回】→第172回「ケーススタディ」

【次回】→第174回「試験外泊」

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